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ICOPA 2026でのシンポジウム発表およびTravel Award採択のご報告

更新日:2026年9月16日

 日本寄生虫学会国際交流委員会が実施する「ICOPA 2026 Travel Award」に、ACCの川島亮医師が採択されました。本アワードは、2026年8月にカナダ・モントリオールで開催されたICOPA 2026(第16回国際寄生虫学会)において研究発表を行う若手研究者を支援するものです。 川島医師は同学会にて、ジアルジアおよびクリプトスポリジウムの分子疫学に関する研究成果を、シンポジウム「Emerging Issues in Clinical Giardiasis: From Parasite Resistance to Chronic Disease」において口演発表しました。

発表者:川島亮 医師

題目:MOLECULAR EPIDEMIOLOGY OF DOMESTICALLY CIRCULATING GIARDIA AND CRYPTOSPORIDIUM IN JAPAN

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口演発表の様子

発表者よりコメント

 このたびはTravel Awardに採択いただき、大変光栄に存じます。本研究では、下痢などの消化器症状を引き起こす腸管原虫であるジアルジアおよびクリプトスポリジウムについて、国内感染例と渡航関連症例を比較し、国内感染例における遺伝的に近縁な系統の集積と、渡航関連症例における遺伝的多様性を明らかにしました。これらの感染症は従来海外渡航に関連して発症することが知られていますが、国内で感染する場合もあり、長引く下痢などの原因として適切に診断することが重要です。 本学会では、腸管原虫感染症を研究する国内外の研究者と直接意見交換する貴重な機会をいただきました。研究成果について議論するとともに、最新の研究について多くを学ぶことができ、今後の研究を発展させるための多くの示唆を得ました。今回得られた知見や研究交流を、現在進めている研究の論文化や今後の共同研究につなげるとともに、腸管原虫感染症の早期診断や診療体制の向上を通じて、患者様の診療に還元してまいります。 このような貴重な機会をいただきました日本寄生虫学会ならびに、日頃より研究活動をご支援いただいているACCスタッフの皆様に、心より感謝申し上げます。


ACCでは、ジアルジア症やクリプトスポリジウム症と同じ腸管原虫感染症であるアメーバ赤痢についても、診療・研究・情報発信に取り組んでいます。
詳しくは、情報提供サイト「赤痢アメーバ・リファレンス」をご覧ください。

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